神山の家(こうやまのいえ)が竣工

ヒロ設計室のスタッフ

2015年02月05日 14:04

神山の家(こうやまのいえ)が竣工しました。
自然豊かな環境に建つ小さな平屋の住まいです。




平屋で凹凸のある平面計画ということもあって、コスト的には難しいところもあったようですが、
全体計画の縮小などを行い、当初のコンセプトを崩さずに仕上がりました。

外壁は一部左官壁と、杉の羽目板を張っています。
サイディングと違い、年月が経つと風合いがでてきて美しくなるのが自然素材の良さですね。

軒先は以前設計したきらりタウンの住宅と同じ設計です。
基本設計のコンセプトを細部にまで反映させた納まりが大切ですよね。

玄関扉はタモ材の一品モノ。
ヒロ設計室は本物の自然素材の家を建てるので、開口部は木で製作することが多いですね。

キッチンは無垢の一枚板で製作。
人造大理石やステンレスよりは耐久性に劣りますが、メンテナンスをしっかりと行えば木の天板も可能です。


写真はありませんが、室内の建具も全てオリジナルで製作しています。住宅会社と違って色々なことを製作出来るのが設計事務所の良さですね。

小規模な工務店さんと組むことにより、中間マージンやモデルハウスの経費がかからず、
オリジナルの製作でもコストが抑えられるのが設計事務所の魅力だと思います。

基本設計:杉山
実施設計:渥美

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